2006年09月24日

こんな午後には・・・

こんなうららかな午後には、大学2年の一こまを思い出す。

その日私は朝から「寮子」していた。
寮子、というのは一日中寮に滞在する人種のこと。
その日私は何かとすることがたまっていたので、必要に迫られて寮子してた。
その日のメニューは布団干し、洗濯、そしてアイロンがけ。
当時の私の部屋と言うのは、アイロンをかけるスペースから一番遠かったこともあり、約1時間というアイロンをかけるには半端じゃない時間をかけて行うくらい溜め込んでかけていた。

その週もアイロンがけをしようと思って洗濯物を丸抱えしていくと、タッチの差で誰かに取られてしまう。そんなことが続いていたため、殆どアイロンのために予定を断って寮に残ったと言っても過言ではないかもしれない。

「あら〜アイロン娘さん、ご精が出ますね〜」の寮監先生の声を尻目に、必死になっていた私。お昼近くになって疲れて惰眠をむさぼっていた。


そこへ帰ってきた後輩。
「あれ〜先輩、寮にいたんですか?じゃあ一緒に行きませんか?」
殆ど後輩に誘われたことなどなかった私。「どこ行くの?」
「これからピザの食べ放題の店に行くんですけど。大勢の方が楽しいから。」
・・・そりゃそうだわね。ちょうど疲れてたところだし、何もすることはないし、何よりおなかがすいた。「じゃあ行くとするか!」
2つ返事でOKした後、エントランスに集まった寮生は私を含めおよそ6名。殆ど知ってる顔だけど初顔合わせの集団だ。

いざ出発!新玉川線桜新町駅と世田谷線の世田谷駅の中間地点ある寮なので、歩いて世田谷道に向かう。行き先はPIZZA HUT!
ランチタイム食べ放題ギリギリの時間に駆け込んだ花の女子大生は、信じられないほどがっつくがっつく・・・確か5ピースは食べたと思う。
そして店を出る頃には程よく胸焼け状態になっていた私たち。
なにしろPIZZAに油ギトギトのポテト。おかしくならない方がヘンだ。

すごいなぁ〜と思ったのは、同室の後輩。
「え〜っ?先輩、もう食べられないんですかぁ〜」といった大食漢のYちゃんは、PIZZAの量も半端じゃなかった。確か9枚は食べたと記憶している。
しかも彼女は胸焼けで食べられないで入る私たちを尻目に、その後の夕食もしっかりと食べていた、すばらしい胃袋の持ち主。

しかし異変はすぐに訪れた。
「せ、先輩〜〜。私急におなかが痛くなってきた」と、真っ青になってSOSを発信。
見る見るうちにうずくまり、脂汗が額を流れた。その後トイレの住人となった。
この部屋、アイロン場所には遠いけど、トイレと洗面所はすぐ目の前。
たまに思い出したように「Yちゃ〜ん、大丈夫ぅ?」と、部屋の住人が交代で様子を見に行ってた。


その後彼女の前で「PIZZA」は禁句になった。
Yちゃん19歳、私20歳のこんなうららかな日の出来事だった。
posted by torefoil company owner at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 9F 屋根裏部屋 -大切な思い出- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お山の杉の子の「クリーム白玉宇治金時練乳がけ」は、もう完食できないだろうなぁ・・。
Posted by みくん at 2006年09月27日 17:17
Mika
 お山の杉の子のなんとも言えない???空間、懐かしいわぁ〜
 初めて入ったのってMikaと一緒じゃなかったっけ?
 懐かしすぎます〜〜〜☆

Posted by しょうこ at 2006年09月27日 19:07
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