2006年09月15日

鏡の中の・・・

街中をいつものように歩いて、何の気なくビルに入る。
そこはデパートの中。目的地に向かってエスカレーターに乗る。
そして何気なく鏡に映った私の顔を見て驚いた。

「これ・・・誰?」

しばし私は絶句した。「こんなことってあるのだろうか?」
そこにいたのはいつも知る私の顔ではなく、私の知らない顔をした私だった。
表情でなく、顔の作りでもなく、ましてや化粧の具合でもない。
いつも知る私に見えなかったのはなぜなんだろう?

エスカレーターで移動する自分の顔から、視線を離すことが出来なかった。
本当に一体誰なんだろう?


デパートの中には探していたものは見つからず、結局何の収穫もないまま後にする。探し物がなかったせいもあるが、私と別人(と勝手に思っている)の身体を通して買うのは抵抗があり、自信がなかった。


人は顔を作って鏡を見るという。
ふとした表情に他人を見ることがあっても不思議ではない。
すると普段目にしている私の姿(と信じているもの)が仮の姿になるのか?
普段の私こそが誰かをジャックしている・・・それならそれも面白い。

そして私はあの時眼にした他人を探しながら1日を終えた。
また会える日が会ったら問うてみたい。
「あなたはあれからどこへ消えたのか?」・・・答えは私の中にある・・・
posted by torefoil company owner at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 8F ownerの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
人生は芝居ですから・・・。
Posted by みくん at 2006年09月17日 23:22
Mika
 それにしても怖かったよぅ〜
 
Posted by しょうこ at 2006年09月18日 00:19
話がずれるけれど、
現代の子供はビデオがあるから、生まれた時から自分の後姿や動く自分の映像を客観的に見て育つでしょう?
それって歴史上無い事だから、
今までの地球人類とは感覚が違うらしいよ。

何となく分かる気がする・・。
Posted by みくん at 2006年09月18日 16:46
Mika
 うわぁ〜 そっちの方がリアルに怖い。
 ってことは、今の世代(私たちも含む)の殆どが、対処法知らずってかんじなんだね。
 対処法が従来と違うから、親の世代がイライラするわけだ。妙に納得。
Posted by しょうこ at 2006年09月18日 20:50
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