2006年04月02日

楽器の話 後編

せっかくなので、楽器の話の続きを。(前編はこちら

・ピアノ製造メーカーによって音が違う
・グランドピアノの音は変えることができる
・聞き比べると、やはりグランドピアノとアップライトピアノの音は違う
・もともとバッハなどの曲はピアノ仕様に描かれているものではないので、
 最初にピアノで弾いた人は偉い!と思う。(常務さんの個人的感想)

・オーケストラも昔の作曲家がイメージしたものと違っているのではないか?
・それは楽器自体がそれぞれ進化しているから
・例えばフルート。以前は木でできていたので音質が全く違う。
・だからオーケストラの中でのポジションも変わってきた。

・バイオリンも駒の形1つとっても、微妙に変化している。
・大体古楽器に比べて弦の張りがかなり強くなっている。
・それに耐えうる楽器の厚みや補強が必要。それでも音が変わる。
・ストラディヴァリ・グァルネリが有名だけど、これらからも進歩している。
・人が楽器を選ぶのではなく、楽器が人を選ぶこともある。
・特にバイオリンの音色は、バイオリンの表面に塗られている松脂が大きく関係し、
 バイオリンを弾く振動によって、松脂が軟化していい音色を出すといわれている。
 だから弾いていないバイオリンは音が硬いといわれるのはそこに秘密がある。
・バイオリンの横のくぼみはいろんな説があるけれど、そもそも弓を使うから
 くぼみの必要性が出てきた。


最近常務さんはウクレレに興味があるようで、今度はウクレレの話に・・・
・ウクレレが小さいのは?
 ⇒単に作るのが楽だったから小型化したのでしょう(笑)
 ハワイアンの色合いが強いけど、アメリカのカントリーなどでも使われる。
・マンドリンとはどう違うのか?(あくまで形の変化、という意味)
 ⇒結局は同じ。後ろが平らなマンドリンもある。


そうそう、三味線も学校で取り入れられているとか。
・今でも猫の皮を張るんですか?
 ⇒いいモノはそうですね。しかし今は犬皮も使われている。これもいい方で
  殆どが合皮になっている。学校で使われているのは合皮だけど、
  何の皮が張られている、という話もしないそうです。
  理由は嫌悪感を持って学期を弾けなくなる人がいるからという理由で。
・「それは違うのでは?」
 ⇒はい、私もそう思いますが、それが現実のようです。

名称あれこれ
・ピアニカって言わないんですね?
 ⇒あれは「鍵盤ハーモニカ」の商品名。ヤマハではピアニカという。
  エレクトーンも同じ。正確には「電子オルガン」という。
・最近ハーモニカは教材に使われないんですね。
 ⇒ハーモニカは音感を育てるのにはいい楽器といわれている。
  探り吹きが音感教育にいいらしい。しかし今は「眼で確認できるもの」と、
  教える方も教わる方もその方が楽だというので、鍵盤ハーモニカを取り入れられている。


・・・話は尽きることがなかったのだが、まだお昼を取っていない常務さんにとって
この糸張りの仕事は、かなりの重労働だったらしく、スタミナ切れのためタイムアウト!
丁度その頃お嬢様のヤマハも終了したので、これにて個人授業も幕を閉じる。

本当に楽しい時間でした。
またの時間がありましたら是非に!そして今度は子供たちにも・・・と切に思います。
ありがとうございました。
posted by torefoil company owner at 09:19| Comment(8) | TrackBack(2) | 7F 好奇心の部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
玄人さんの話はおもしろい!ですね。
Posted by ツボイ at 2006年04月02日 10:19
その筋のものですが、う〜ん♪勉強になりました!
この話をちゃんと書き起こせるしょうこさんもすごい!
貴重な話ありがとうございました!
Posted by 陽子 at 2006年04月02日 19:12
近所に「ねこや」という御店があります。
ペットショップではありません。
老舗の三味線屋さんです(−−)
Posted by みくん at 2006年04月02日 20:41
ツボイさま
 はい、素直に面白いです。だから大スキです。
 まして老舗の二代目から聞く話は説得力が違います。
 こういう話ができる人、少なくなったと思いませんか?
Posted by しょうこ at 2006年04月02日 22:00
陽子さま
 書けなかったことですごい話、たくさんありました。
 最初に常務が言った「こういうことを知っている私たちが変わっているんです」
 ・・・って言葉が印象的でした。案外そんなものかもしれません。
Posted by しょうこ at 2006年04月02日 22:02
Mika
 「そんなにうるさいと三味線屋に売っちまうよ〜」という漫画の台詞が通用しなくなる日も
 そう遠くなくなるかもしれません。
 「ねこや」さんのような職人さんが、長く安定して過ごせるような、
 そんな世の中であって欲しいと願うばかりです。
 
Posted by しょうこ at 2006年04月02日 22:05
そうだね〜。
でも、ニャンコは困るにゃ〜!
Posted by みくん at 2006年04月02日 22:39
Mika
 ま、まあね・・・
 升田先生、悲しむだろうしね・・・
 (先生、お元気かしら?)
Posted by しょうこ at 2006年04月03日 22:20
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